スタッフコラム

【スタッフコラム】必見!メガネフレームの基本コーデ術(1)

更新日:2025年04月29日

公開日:2025年04月28日

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お店に並んでいるメガネフレームを選ぶ際、悩ましいのデザインとのセレクトに頭を抱える方は多いのではないでしょうか?

今回は、メガネコーデに役立つ基本のデザインをご紹介します。

基本1.デザインの基本は「レンズシェイプ」にあり

顔の印象を決定づけるメガネのデザインは「レンズシェイプ」と呼ばれる、レンズ部分のカタチがどのようなものなのか、というのが基本になっています。

なので、まずはレンズシェイプの基本パターンを知っておくと便利です。

★ウェリントンタイプ

名前が言いにくい名称ではありますが、定番中の定番でメガネといえばコレとも言えます。

構造上は台形をさかさまにしたフォルムになっているのが特徴です。

基本的に顔の骨格はアゴに向かうにつれてフェイスラインが細くなりますが、ウェリントンでは顔の流れとマッチしやすい特徴があります。なので、どのような方にも、そして様々なシーンにも広く合わせやすいというのがポイントです。

基本の第一選択肢にウェリントンを掛けてみて、そこから他のデザインへ派生するのも通な選び方すね。

★ボストンタイプ

ウェリントンと同じくフェイスラインに沿ったシェイプですが、台形でなく丸みを持たせたデザインとなります。ただ、万能型とは言えませんのでデザインが強調されます。こちらはラウンドデザイン(後述)の延長線上になりますが、クラシカルさとおしゃれな印象が引き立つデザインです。

★ラウンドタイプ

丸メガネといえばコレですね!今は定番デザインになっておりますのでなじみのある方も多いと思われます。

デザインが与える効果は顔の印象を柔らかく見せ、優しい印象となるのがポイントです。

組み合わせも多彩なので選択肢は広いのですが、個人的には「レンズの大きさ」を第一に選ぶとGOODです。

というのも、デザインの印象はレンズの大きさに左右されやすく、「イメージと合わないなぁ」となる場合は大きさの選択が間違っていることが多いのです。そう思ったらイメージよりも若干小さめを選ぶと解決することが多いですね。

★オーバルタイプ

丸型寄りですが、タマゴのような楕円形のデザインです。今はラウンドの方が人気が高いため影に隠れがちですが、昔からの定番であることは押さえておきたいですね!実際にリバイバルの兆しも出ているので今後要注目です。

オーバルデザインは、お顔の印象(=素顔)の変化を少なくする効果があり、あっさり・すっきりとしたい方にお勧めです。特に金属とハーフリム(下がないもの)は中々入手できないデザインなのでもし見つけたら掛けて損はありません。

★スクエアタイプ

ウェリントンに近い形ではありますが、こちらは長方形に寄せたデザインとなっているためデザインのフォルムがいっそう強調されます。相手に力強さや知的なイメージを伝える効果があります。一般的には細目のすっきりとしたデザインが多く、メンズフレームの定番でもありますが、昨今のジェンダーレスなどの風潮もあり、女性の方のご購入やニーズも上がっている側面があります。組み合わせのポイントに「キャラ・性格」が第一に挙げられるため、本人のイメージがそのまま表れる、という面もありますね。

★サーモントタイプ

こちらはレンズシェイプというよりもブローライン(眉)に工夫が入っており、様々な多様性が出ている注目のデザインです。レンズシェイプもこれまで紹介したものがほぼ網羅されており、個性・デザインが前面に出やすいコーデになってきます。特にラウンドとの組み合わせはファッション面や見た目の華やかさにも優れており、ワンポイントとして演出するにも最適なデザインとなっています。その反面で、組み合わせ方が難しい側面もありますので、悩む場合はプロのスタッフのアドバイスが有効ですよ。

デザインに関する基本はこれまでの6つになりますが、今回はもう一つの要素「顔型」についてご紹介します。

基本2.自分の顔型を知ろう

人の顔については大きく骨格(頭蓋骨)の形状でそのイメージが決まります。基本的には下の4つのイメージです。

数学で出てくるXY関数のように作っていますが、自分の顔がどの位置にあるのかを把握するとデザインの選び方にも役立ってきます。例として挙げるならば、左上・右下の2人がいれば、選び方の基準も真逆になるということになります。今回は顔型のマッピングのみなので次の機会に詳しく解説しますが、合わせ方の重要ワードのみご紹介します。

①同系統で合うものを選ぶ

こちらは無意識的にみなさんが選ばれるやり方になると思われます。似合うメガネは何だろう、と考える際に自分のこれまでの印象が変わりにくい合わせ方です。買い替えなどであれば持っているデザインをベースに選ぶ方が多い傾向です。その中でも色やサイズを変えるなどのちょっとした変化を作っていく流れです。

②あえて同系統にならないものを選ぶ

こちらをぜひメガネ選びの際に取り入れてほしい要素です。まったく逆のイメージ、ある意味で合わないな、などの認識を取り入れることで変化の幅の上限がわかるようになります。どのデザインもしっかりとしたコンセプトを持っていますので、自分にとって意外な発見や新しい定番が見つかったりもしますのでおススメですよ。

メガネ選びのポイントを簡単にご紹介しましたが、私自身が実際の売場で感じることは、昔に比べて価値観の多様化が進んでいて、パターンの境界線が消えつつあるように思えています。

なのでどのようなデザインでも試しやすい、受け入れられやすいという時代になっていますので、お客様にはせっかくの新調ですから、様々な試着を行って楽しんでいただきたいと思っています。

また、GWに突入しましたが、メガネ本舗では決算セール中です。様々なブランドなども特価設定でお迎えしていますので、新調にも最適な季節です。ご家族皆様でのご来店をお待ちしています。

もちろん、店舗ではコーディネイトに関してもご提案・アドバイスも積極的に行っていますので、気軽にお声かけくださいね。